現代人のEDの原因と傾向
EDに悩む男性は日本全国に1400万人いるといわれています。さらに1998年に比べると、完全型EDに悩む男性が倍以上に増加しているとのことです。
かつては、たまに勃起をしない軽度EDの患者が過半数を占めていました。しかし、現代におけるEDの様相は1998年とはかなり異なり、今まで20代や30代の若年層はまれと思われた完全型EDが増えてきているのです。
1998年だと完全型EDは高齢者だけの問題だと思われがちでしたが、若年層にも広がっていることが浮き彫りになりました。
現代人のEDの主な原因は、従来の糖尿病や高血圧、加齢に加え「精神的ストレス」「飲酒」がEDになる要因の上位にあがってきています。
特に、精神的ストレスによるEDが加齢の次にランクインしており、コンビニの普及でファストフードがすぐに手に入るようになったため、生活習慣の乱れがEDに繋がっていることも少なくないようです。
EDとは
そもそも、EDとはどんな症状を指すことを意味するのでしょうか。
EDとは簡単に言えば性行為時に男性器が勃起しないことを指し、他にも挿入はできるけど途中で「中折れ」してしまう場合や、毎回ではないけれど時々勃起しないというのもEDの可能性が考えられます。
原因は先ほどもお伝えしたように、加齢によるものや精神的ストレス、乱れた食生活による生活習慣病などがあり、その人のライフスタイルが直接症状に影響していると考えていいでしょう。
参考サイト:EDとは?原因と分類について【浜松町第一クリニック】
EDの症状を改善するためには、まず生活習慣を見直し、高血圧や糖尿病を患っているのであればその治療に専念しましょう。
それを改善するだけでもEDの症状がなくなることもあります。
治療に専念しても無理なようであれば、本格的にED治療を行いましょう。
ED治療は特に難しいことはせず、ED治療専門クリニックへ足を運んで医師に症状などを相談し、適切なED治療薬を処方してもらいます。
多くの男性が恥ずかしいという理由で受診を避けているようですが、パートナーとの大切なコミュニケーションを減らしてしまうのはもったいないです。
治療を受けるとなった場合は、前向きに取り組むようにしましょう。
男女間のEDに関する意識の差
完全型EDが増えている原因は、男性のライフスタイルの変化だけではありません。
女性と男性の性に対する考えの違いも要因のひとつに挙げられ、ED治療薬レビトラと販売しているバイエル薬品株式会社の行った調査によると「EDの症状や治療内容、ED治療薬に対する正しい理解が進んでいない」ことにより完全型EDが20代から30代の間で増えている要因だと結論付けています。
- 自分にEDの自覚があるか
- EDは深刻な問題である
- EDをパートナーに告白しますか
- EDを知られたくない人をおしえてください
- ED治療にためらいをかんじるか
- EDの症状を理解しているか
- EDの原因をおしえてください
- EDの診察内容を知っているか
- ED治療薬に対するイメージをおしえてください
この質問全体を通してEDの当事者である男性にもEDに対する偏見や知識不足が露呈しました。
それとは反対に、女性に対して実施したアンケートでは、パートナーがEDであることを積極的に知りたいという明るい結果もでています。
このように、男性はEDだと自覚があれば、すぐにED治療専門のクリニックでちゃんと治療し、いつまでも若々しい人生を過ごしましょう。