人気の看護師資格
看護師資格は近年人気を集めている資格の一つです。
人気の理由として、本人が志望するだけでなく、保護者が子どもに進学して欲しいと考える進学先の上位に看護学校がランクインしており、保護者の意見を汲んで進学先に選ぶ子もいます。
最近では共働き家庭が増えており、女性も生涯通して仕事を続けるということが増える傾向です。
女性の場合には、結婚して育児休暇を取るとその後の再就職が難しかったり復職時の職場探しで苦労したりということがあります。
そのような時に、資格を取得していると就職の際資格のない人よりも決まりやすいですし有利に働くことが多くあるのです。
看護師の資格内容と取得方法
看護師は国家資格となります。
資格を取得するためには、まずは看護師を養成するためん専門教育の受けられる機関に通うことが必要です。
4年制の国立や私立の大学の看護学部、3年制の看護系の専門学校や看護短大がこれに当たります。
一昔前までは3年制の学校も人気でしたが、近年では4年制の学校に進学する人が増えています。
これは、近年の最先端医療の中でチーム医療が広がりを見せており、看護師もその中で重要な役割を担っているのです。
そのために、高度な知識を要求される場面が増えるために4年制の大学に進学する人も増えています。
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また、4年制の看護学校では、看護師の資格取得のための勉強だけでなく保健師や助産師の養成カリキュラムも並行して学ぶことができます。
本来なら、看護師資格を取得した後に改めて専門の教育機関に通わなくては受験資格が得られない保健師や助産師の国家試験の受験資格を看護学校の卒業と同時に取得することができるのです。
そのため、最近では3年制の看護専門学校の中に保健師や助産師の受験資格が得られる4年制のコースを増設させている学校もあります。
これらの看護過程のある学校に進学して資格の受験資格を得たら国家試験を受験します。
看護師試験の合格率は毎年受験者のうちの90パーセントほどです。
しかし、決して落ちない試験ではないためにしっかりと準備が必要です。
多くの場合が国家試験の結果が出る前に就職先が決まっています。
合格率としては高いものではありますが、万が一試験を受けて不合格になれば内定が取り消されることになりますし、資格試験は年に1度しか受けられないですから次年度まで浪人することになってしまいます。