柔道整復師はここ十数年間で人数が2倍に増加しました。それにともない、活躍の場が整骨院や接骨院だけでなく、病院の整形外科や介護福祉施設、トレーニングジムなどに活躍する場がひろがっています。柔道整復師の転職は幅が広く、現在どの分野で必要とされているか今働いている柔道整復師の人は気になるでしょう。そこで、柔道整復師の転職事情や現在の状況について紹介します。
学校からの紹介
柔道施福祉は国家資格です。国家資格を取得するには、柔道整復師専門の学校を卒業する必要があります。学校を卒業後働く場合、多くの柔道整復師になりたての人は、卒業した学校から仕事を紹介されます。学校を卒業したばかりですと、整骨院、整体院、病院、鍼灸院や接骨院、整体サロン、リラクゼーションサロンで柔道整復師として経験を重ねることになります。学校には就職相談窓口があるので、希望を伝え自分の条件に合った就職先を探しましょう。また、学校から就職先を斡旋してくる場合もあります。斡旋先の整体院では、事前に生と情報を紹介するため面接が受けやすくなります。
求人サイト
転職を希望している柔道整復師が手っ取り早く職を得られるのが求人サイトです。求人サイトで柔道整復師を募集している場合、募集要件が詳細に書かれている職場、事前研修をちゃんとしている職場へ応募しましょう。柔道整復師の転職先として最近のトレンドは整骨院の他、スポーツトレーナー、リラクゼーションサロン、美容室、介護・福祉施設が少なくありません。未経験OKと書かれている場所もありますが、柔道整復師としての経験があると管理柔道整復師として活躍できます。もちろん給与の面でも優遇されます。
知人からの紹介
転職希望者の中でも実は知人からの紹介は意外に多いケースになります。知人からの紹介の場合就職活動を省き時間を節約できます。中には柔道整復師としてまだ経験が浅いが転職したい人もいるでしょう。柔道整復師として、表立った経歴がない場合なかなか転職先が決まりません。友人から仕事の紹介を受けると思っている以上に素早く転職が決まります。転職したいタイミングと紹介が重なると、面倒な転職活動をしなくてすみます。
ただ、知人からの紹介でよくある失敗談で収入や待遇などのギャップを感じる人も少なくありません。知人からの紹介で転職した人の70%が、「話が違う。職場の雰囲気に違和感を感じる」と答えています。友人というフィルターをとおして、就活をスキップすると思い描いていた転職とは程遠いものになる可能性も考慮しましょう。
最終的に独立を目指している場合は、簡単なホームページの制作技術も身に付けられるといいでしょう。しかし最近は、整体院に特化したホームページ制作を依頼することもできるため、自分自身に技術がなくても問題ありません。なるべく自分で全てをまかないたい場合や余力があれば一緒に学んでおいて損はないでしょう。